2025年2月28日
日本各地で記録的な大雪となった今年の冬ももうすぐ終わり、いよいよ春。そして3月3日は桃の節句、雛祭りですね。この雛祭りに昔から歌われていた童謡「うれしいひなまつり」の歌詞を思い出します。
あかりを つけましょ ぼんぼりに
おはなを あげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえ たいこ
きょうは たのしい ひなまつり
この歌詞にある「五人囃子の笛太鼓」という部分、今まであまり深く意識してなかったのですが、雛飾りの五人囃子が能の謡と囃子方の人形(謡、笛、小鼓、大鼓、太鼓)になっていて、人の口に近い方から順に右から並んでいるのだそうです。

ということで雛祭り(桃の節句)と能は深い関係がありそうで、少し調べてみましたら、桃が出てくる能「西王母(せいおうぼ)」の誕生日が3月3日で、古代中国ではこの日にお祓いをした人型を川に流し、邪気を祓う桃の枝を飾ったとのこと。この行事が日本に伝来して宮中行事の「曲水の宴」になり、奈良時代以降、3月3日に開催されるようになったそうです。(雛人形を飾るようになったのは江戸時代以降)
桃の節句と西王母 – 能楽師 澤田 宏司
明日3月3日は桃の節句、雛祭りの日ですね。 桃の節句は能とどう関わりがあるのかを、ちょっと調べてみました。 桃が出てくる能と言えば「西王母」です。 実は西王母の誕生日が3月3日だそうなのです。 古代中国では3月3日に、御祓をした人型を川に流

能・演目事典:西王母:あらすじ・みどころ
the能ドットコムの演目事典では能の演目「西王母」のあらすじとみどころを解説・紹介。プリントできる演目ストーリーの現代語訳(英文対訳付)も公開しています。
雛祭りと能の関係に納得したところで、この3月25日~27日に開催される、熊野三山奉納公演「能舞」のご紹介です。能楽師の鈴木啓吾さんがコロナ前から企画されていた熊野三山(熊野速玉大社、熊野那智大社・青岸渡寺、熊野本宮大社・大斎原)での能舞がいよいよ実現します。FM TANABEも協賛させて頂き、特番企画なども行っておりますし、私自身もこのツアーに参加予定です。詳しくは下記の特設ホームページをご覧下さい。
【TOP】熊野三山奉納公演「能舞」|オフィスTEN
梅と桃と桜の春、そして熊野での能舞イベントを楽しみにしたいと思います。
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